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J-GLOBAL ID:201002269523477694   整理番号:10A0174663

大きな軌道効果をもつKramers希土類イオン基底多重項の多周波数EPR分光法による研究:PbWO4シンチレータ中のCe3+

Study of the Kramers rare earth ions ground multiplet with a large orbital contribution by multifrequency EPR spectroscopy: Ce3+ in PbWO4 scintillator
著者 (9件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 570-575  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0468A  ISSN: 0925-3467  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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PbWO4単結晶中のCe3+不純物の多周波電子常磁性共鳴(EPR)を,通常のマイクロ波周波数(CMF)(Xバンド:9.43GHz)と95,190,285GHzの高周波数/磁場において測定した。得られたスペクトルは,全ての周波数において,正方対称の1/2有効スピン系に対応する軸スピンハミルトニアンによって良く記述される。基底状態多重項の最低状態二重項の有効gマトリックスの対角値,g||とg-は高磁場で周波数依存性を示す。正方晶軸に垂直な磁場では,gパラメータは周波数によらない正方S4対称性に対応する小さい方位角依存性を示す。このようなHF効果は,巨大ゼーマン効果による基底多重項の上部二重項の最低二重項状態との混合に起因している。CMFと多周波HF-EPR解析は磁気特性の良好な記述を与え,PbWO4シンチレータにおける正方対称S4を持つCe3+イオンの基底多重項の結晶場分裂の推定が可能になる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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その他の無機化合物のEPR 

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