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J-GLOBAL ID：201002269604735213   整理番号：10A1116567

基礎構造の耐震補強工法の開発(その1 大型土槽実験)

Development of Seismic Reinforcement System for Pile Foundations: Part1: Loading Tests using a Large-scale Shear Box

著者 (5件)： 金子治 (戸田建設) ,  佐野大作 (戸田建設) ,  成田修英 (戸田建設) ,  田口智也 (戸田建設) ,  流田隆 (戸田建設)
資料名： 戸田建設技術研究報告(CD-ROM)  (Toda Technical Research Report (CD-ROM))
号： 36  ページ： ROMBUNNO.13  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： F0284C  ISSN： 2189-5031  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 敷地条件などの施工的な制約に対応可能な回転貫入鋼管杭を用いた斜杭による増し杭補強工法について,大型土槽を用いた静的および振動載荷試験により既存杭の基礎の耐震補強工法としての性能の確認を行った。1)斜杭の水平抵抗は一定量が杭軸方向抵抗力により負担されるが,傾斜方向と載荷方向との関係により水平地盤反力や軸力負担率は異なる。2)斜杭の水平地盤反力は直杭に比べて増大するが,地盤反力-変位関係は直杭と同様な双曲線モデルにより評価可能である。3)斜杭による増し杭補強により上部構造-基礎の全体系の振動時の水平剛性が増加する。4)振動載荷時に斜杭による増し杭補強により既存杭の負担せん断力は低減する。(著者抄録)

シソーラス用語： *建築基礎 ,  *耐震補強 ,  *鋼管杭 ,  斜め杭 ,  模型試験 ,  水平抵抗 ,  振動試験 ,  載荷試験
準シソーラス用語： *回転貫入鋼管杭 ,  土槽試験

分類 (2件)： 建築物の耐震,免震,制震,防振  (RB01035P) ,  杭,杭基礎,矢板式基礎  (RA03080W)

引用文献 (7件)：

• 金子他: 杭基礎の耐震補強のための増し杭工法に関する研究 (その1、 2)、日本建築学会大会学術講演梗概集B-1、pp. 553-556、2010
• 神永他: 増し杭工法による杭基礎の耐震補強効果に関する振動実験 (その1~3)、日本建築学会大会学術講演梗概集B-1、pp. 557-562、2010
• 日本港湾協会: 港湾の施設の技術上の基準・同解説、2007
• 日本建築学会: 建築基礎構造設計指針、p. 277、2001
• 小林他: 既往の水平載荷試験結果に基づく単杭の水平地盤反力係数 (その1、 2)、日本建築学会大会学術講演梗概集B-1、pp. 563-566、2010

タイトルに関連する用語 (7件)： 基礎構造 ,  耐震 ,  補強工法 ,  開発 ,  大型 ,  土 ,  実験