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J-GLOBAL ID：201002269617850658   整理番号：10A1030233

実験炉物理:未来へのメッセージ 次世代の安全基盤の確立に向けて 第3回 実機炉心における実験炉物理手法開発

著者 (1件)： 島津洋一郎 (福井大)
資料名： ΑΤΟΜΟΣ  (Journal of the Atomic Energy Society of Japan)
巻： 52  号： 10  ページ： 673-677  発行年： 2010年10月01日 
JST資料番号： G0154A  ISSN： 1882-2606  CODEN： NGEGAL  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： PWRで燃料交換後の炉心起動時に毎回行われている炉物理検査手法の開発を紹介した。当初は簡単な出力係数測定データ処理法の開発,ゼロ出力時の減速材(冷却材)温度係数データ採取法の改良であったが,本格的な手法開発として,デジタル反応計の開発,減速材温度係数測定法の開発,動的制御棒価値測定法に不可欠な中性子源とガンマ線バックグランド強度の測定手法の開発,中性子源を有する増倍体系の未臨界度の評価,実機のドップラー温度係数評価手法の開発を行い,そして,出力状態での検査手法の開発(炉内外核計装校正検査)となった。

シソーラス用語： *PWR型原子炉 ,  *原子炉物理 ,  *計装 ,  *計測工学 ,  技術開発
準シソーラス用語： *原子炉計測 ,  *計測技術

分類 (4件)： 原子力発電  (NB03060Z) ,  原子炉核特性  (MD02040B) ,  原子炉の計測  (MD05030L) ,  水冷却型原子炉  (MD03010B)

引用文献 (13件)：

• 島津洋一郎. ディジタル反応度計と炉物理データ処理装置の使用経験. 日本原子力学会誌. 1990, 32, 3, 285
• 中野誠. 炉物理検査高度化の進展. 日本原子力学会誌. 2004, 46, 8, 554
• SHIMAZU, Y. A new method of estimation for moderator temperature coefficient using Fourier Transform. J. Nucl. Sci. Technol. 1995, 32, 7, 622
• SHIMAZU, Y. A feasibility study on Wavelet transform for reactivity coefficient estimation. J. Nucl. Sci. Technol. 2000, 37, 12, 1009
• 勝又陵介. Wavelet 変換によるPWR実機の減速材温度係数評価. 日本原子力学会誌. 2001, 43, 8, 830

タイトルに関連する用語 (8件)： 実験 ,  炉物理 ,  未来 ,  メッセージ ,  次世代 ,  基盤 ,  手法 ,  開発