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J-GLOBAL ID：201002269676872622   整理番号：10A0553436

ヒト肥満細胞キマーゼのArg143およびLys192は基質のP2′の酸性アミノ酸の選択性を仲介する

Arg143 and Lys192 of the human mast cell chymase mediate the preference for acidic amino acids in position P2′ of substrates

著者 (3件)： ANDERSSON Mattias K. (Uppsala Univ., SWE) ,  THORPE Michael (Uppsala Univ., SWE) ,  HELLMAN Lars (Uppsala Univ., SWE)
資料名： FEBS Journal  (FEBS Journal)
巻： 277  号： 10  ページ： 2255-2267  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： B0206B  ISSN： 1742-464X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肥満細胞顆粒の芳香族アミノ酸近位を特異分解するキモトリプシン様セリンプロテアーゼ,キマーゼの塩基性アミノ酸,Arg143およびLys192の基質のP2′部位での酸性アミノ酸の選択性を,部位特異的変異とファージディスプレイにより調べた。Arg143→GlnおよびLys192→Metへの同時置換により,各配列のペプチド基質のP2′アミノ酸選択特異性は変化したが,他の部位の残基置換では影響は特異性は変化しなかった。Arg143およびLys192の単独変異では酸性アミノ酸の選択性が低下し,Arg143およびLys192がP2′部位での負電荷アミノ酸の強い選択性に寄与することを示唆した。

シソーラス用語： *セリンプロテイナーゼ ,  ヒト ,  *肥満細胞 ,  基質特異性 ,  遺伝学実験技術 ,  アミノ酸配列 ,  部位特異的変異誘発 ,  ペプチドライブラリー
準シソーラス用語： *キマーゼ ,  ファージディスプレイライブラリー

分類 (1件)： 酵素一般  (EB09010D)

タイトルに関連する用語 (7件)： ヒト ,  肥満細胞 ,  キマーゼ ,  基質 ,  酸性アミノ酸 ,  選択性 ,  仲介