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J-GLOBAL ID：201002269707304849   整理番号：10A0965391

極性スコアー法を用いたヘルパーT細胞マスター制御因子候補の同定

Identification of helper T cell master regulator candidates using the polar score method

著者 (4件)： VAN DEN HAM H.j. ,  DE WAAL L. ,  ANDEWEG A.c. ,  DE BOER R.j.
資料名： Journal of Immunological Methods  (Journal of Immunological Methods)
巻： 361  号： 1-2  ページ： 98-109  発行年： 2010年09月30日 
JST資料番号： E0816B  ISSN： 0022-1759  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Tヘルパーパラダイムは,現在Th1-Th2二分法から多くの異なる細胞表現型を含む多重状態パラダイムへ改訂されつつある。ミクロアレイを用いた転写プロファイリングは,これら表現型の発展の研究に用いられてきた。しかし,特に急速に拡大するように誘発されその遺伝子発現パターンを大きく変化する細胞との関連で,どのようにこのデータの解析にアプローチするかに関して明瞭な合意はない。Tヘルパー細胞の極性化に関連した遺伝子を同定するための”極性スコアー”を名づけた方法を開発した。この方法は,多くの遺伝子が発現を変化させる集合における極性化遺伝子を同定するようにデザインされている。この技術の利用を説明するため,発表されたT細胞ミクロアレイデータにこれを応用し,従来の解析法と比較した。この新しい方法により,TGFβおよびIL4の組合せにより誘導されたIL9産生T細胞(’Th9細胞’)の存在に対する証拠を見出した。この表現型に対するいくつかの候補マスター制御因子遺伝子を同定した。さらに,TGFβおよびIL12による処理は,TregおよびTh17雑種細胞表現型を生じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *極性 ,  *ヘルパーT細胞 ,  Th1細胞 ,  Th2細胞 ,  表現型 ,  DNAマイクロアレイ ,  転写【遺伝】 ,  遺伝子発現 ,  遺伝子 ,  TGFβ ,  インターロイキン4 ,  インターロイキン ,  雑種細胞 ,  T細胞 ,  制御性T細胞
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  IL12 ,  IL4 ,  IL9 ,  Th1 ,  Th17 ,  Th2 ,  Treg ,  Tヘルパー細胞

分類 (4件)： 白血球,リンパ球  (EJ03030H) ,  遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  遺伝子発現  (EC02040Q) ,  サイトカイン  (EB08090G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 極性 ,  ヘルパーT細胞 ,  マスター ,  制御因子 ,  同定