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J-GLOBAL ID：201002269732506480   整理番号：10A1161041

水素分離型リフォーマーを用いた分散型水素製造からのCO₂回収

著者 (1件)： 黒川英人 (東京ガス)
資料名： ペトロテック  (Petrotech)
巻： 33  号： 11  ページ： 871-874  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： S0836A  ISSN： 0386-2763  CODEN： PTRTD3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東京ガス(株)では燃料電池自動車の市場導入を見据え,オンサイト型水素ステーション用として,高効率純水素製造技術である水素分離型リフォーマ(MRF)の開発を進めてきた。MRFは,従来型水素製造装置と比較して,水素製造効率が10~15%向上すると共に,CO2排出量削減が可能である。また,MRFを用いた効率的CO2回収を伴う分散型水素製造試験では,従来型水素製造装置より高い効率を維持しつつ,水素製造時のCO2排出量を50%削減可能であることが明らかになった。MRF開発の経緯,MRFの原理と特徴,ならびに効率的CO2回収を伴う分散型水素製造試験について解説した。分散型水素製造における効率的CO2回収の可能性,および従来技術より低炭素で高効率な水素製造が可能であることを示した。

シソーラス用語： *生産 ,  *製造 ,  水素 ,  減少 ,  環境保全 ,  二酸化炭素 ,  地球温暖化 ,  燃料電池自動車 ,  輸送サービス施設 ,  膜分離 ,  *改質炉 ,  分離 ,  ガス回収 ,  分散化 ,  エネルギー効率 ,  生産性 ,  ガス分離 ,  二酸化炭素回収
準シソーラス用語： CO2回収 ,  CO2排出量削減 ,  リフォーマ ,  水素ステーション ,  *水素製造 ,  水素分離

分類 (3件)： 気体燃料の製造  (YE02030F) ,  膜分離  (XD02120Z) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

引用文献 (6件)：

• LATTIN, W. C. Int. J. Hydrogen Energy. 2007, 32, 3230
• NEDO. 水素製造・輸送・供給技術ロードマップ. 2010
• 白崎義則. 水素エネルギーシステム. 2006, 31, 2, 42
• SHIRASAKI, Y. Int. J. Hydrogen Energy. 2009, 34, 4482
• METZ, B. IPCC Special Report on Carbon Dioxide Capture and Storage, United Kingdom & New York. 2005, 79

タイトルに関連する用語 (4件)： 水素分離 ,  リフォーマー ,  水素製造 ,  CO2回収