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J-GLOBAL ID：201002269744928879   整理番号：10A0366679

環状ポリマに対する位相幾何学連鎖及び結合拘束の影響について

On the Influence of Topological Catenation and Bonding Constraints on Ring Polymers

著者 (4件)： BOHN Manfred (Univ. Heidelberg, Heidelberg, DEU) ,  HEERMANN Dieter W. (Univ. Heidelberg, Heidelberg, DEU) ,  LOURENCO Odilon (Universidade Federal Fluminense, RJ, BRA) ,  CORDEIRO Claudette (Universidade Federal Fluminense, RJ, BRA)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 43  号： 5  ページ： 2564-2573  発行年： 2010年03月09日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 環状ポリマの立体配置特性に対する位相幾何学連鎖及び結合拘束の影響について理論検討した。無熱モンテカルロシミュレーションを使用した。以下の三つの形態を取り上げた。1)単一連鎖環,2)二重連鎖環,3)非連鎖結合環。孤立環に比較しての寸法及び形状変化に焦点を当てた。以下の項目について考察結果を述べた。1)連鎖及び結合は環寸法に余り影響しない,2)環状ポリマの形状は位相拘束により変化する,3)環構造はエントロピー駆動凝離を誘起する,4)環状ポリマの配列。第2環に位相拘束された環及び孤立環の平均2乗慣性半径の間の膨潤因子s=〈R²_gyr〉_l/〈R²_gyr〉_i図などを提示した。検討の結果,他の環に位相拘束された環のサイズは,孤立環に比較して一層膨潤すること,その無限鎖極限N→∞での膨潤因子は,連鎖環に対して約1.10,そして結合環に対して1.03となることなどが明らかになった。

シソーラス用語： *位相幾何学 ,  *拘束 ,  染色体 ,  DNA【核酸】 ,  温度補償 ,  楕円体 ,  真核生物 ,  凝離 ,  配列 ,  孤立系 ,  膨潤 ,  慣性半径 ,  形態 ,  *高分子 ,  サイズ効果 ,  エントロピー ,  シミュレーション ,  遺伝的連鎖
準シソーラス用語： *連鎖 ,  温度無依存化 ,  環状 ,  *環状高分子 ,  モンテカルロシミュレーション

分類 (2件)： 高分子溶液の理論  (CG02012B) ,  高分子の立体構造  (CG02031G)

タイトルに関連する用語 (4件)： 環状ポリマ ,  位相幾何学 ,  連鎖 ,  拘束