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J-GLOBAL ID:201002269763721800   整理番号:10A0371253

MLN8054に結合するAurora-Bを模倣するAurora-A変異体の結晶構造: 選択性とドラッグデザインへの洞察

Crystal structure of an Aurora-A mutant that mimics Aurora-B bound to MLN8054: insights into selectivity and drug design
著者 (9件):
資料名:
巻: 427  号:ページ: 19-28  発行年: 2010年04月01日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Aurora-A及びAurora-B活性部位ミミック(AurAx3)に対するMLN8054の選択性の構造基盤を知るため,Aurora-A変異体の結晶構造を解析した。AurAx3とAuroraAを分別する3個の点変異体(Leu215/Arg159,Thr217/Glu161,Arg220/Lys164)は,MLN8054結合に対する活性部位残基の寄与解析の良いモデルを提供した。MLN8054と共結晶化したAurAx3では非対称格子にA鎖及びB鎖の2個のやや異なる立体配座からなる4分子のAurAx3が存在した。MLN8050に結合したAurAx3の活性化ループの立体配座は,8054様化合物が結合したAurAAA(Aurora-A自己リン酸化部位T2個がAに変異したもの)と異なり,Asp274,Phe275側鎖が蛋白質内に突き出た異常な構造であった。MLN8054に結合したAurAx3の立体配座は他のキナーゼで容易に可能でなく,MLN8054の選択性に寄与していることを示唆した。
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分類 (1件):
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