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J-GLOBAL ID:201002269770690104   整理番号:10A0920721

パラジウム触媒エン-インカップリングのDFT研究

DFT Investigation of the Palladium-Catalyzed Ene-Yne Coupling
著者 (4件):
資料名:
巻: 16  号: 31  ページ: 9494-9501  発行年: 2010年 
JST資料番号: W0744A  ISSN: 0947-6539  CODEN: CEUJED  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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パラジウム触媒エン-インカップリングのメカニズムを密度汎関数法(DFT)により理論検討した。全計算は,B3LYPハイブリッド関数及び基底関数系LACVPを有するJaguarで行った。ジフェニルアセチレン及びN-tert-ブチルアクリルアミドの間のPd触媒カップリングに対する仮定触媒サイクル図を提示した。エン-インカップリングのDFT研究を,提示した反応メカニズムを検証するため,及び反応の選択性:何故二つのアルケンのホモカップリング及びアルキン重合よりも,一つのアルキン及び一つのアルケンの間のカップリングが優先するのか,を説明するために行った。以下の項目について考察した。1)Pd-H触媒錯体,2)アルキン配位及びハイドロパラデーション(段階1及び2),3)交差カップリング(段階3及び4),4)β-ヒドリド放出(段階5),5)全反応経路,6)アルキン重合。アルケンホモカップリングが起こらないことは,カップリング段階の非常に高いバリアにより説明できた。これは,遷移状態における二つのカップリングパートナの間の立体反発及び移行炭素のsp3特性から生起した。同様に,潜在的重合反応におけるアルキン-アルキンカップリングに対する遷移状態は,エン-イン交差カップリングに対する遷移状態に比較してエネルギー的に不利であり,このことが,これらの不都合な副反応が観察されない理由であることが明らかになった。
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分類 (2件):
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貴金属触媒  ,  付加反応,脱離反応 
タイトルに関連する用語 (4件):
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