抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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地球環境問題や資源エネルギ問題が深刻化する中で,運輸部門のエネルギ消費量は増加傾向にある。そのため,自動車の省エネルギに寄与する対策として,電装系の消費電力低減化が進められている。今後,環境対応車として,電気自動車やハイブリッドカーの普及が見込まれている中で,少しでもエネルギ消費とコストを抑えるためには,低消費電力を実現する低コストランプの開発および普及が必須である。そこで,自動車用電界電子放出型ランプ(FEL:Field Emission Lamp)として,白熱電球比1/10の低消費電力および低コストによる製造可能性を備えたストップランプ用光源を開発した。今回の開発では,主にアルミリフレクタ(反射板)による光利用効率および配光特性の向上を含めたランプ構造の検討,蛍光体層厚さの最適化により,1.56Wの消費電力で15,300cd/m
2のストップランプ用FEL光源の製造が可能となった。更に,スバルインプレッサ用灯具の光源をFELに置き換えたFEL灯具試作も実施した。(著者抄録)