文献
J-GLOBAL ID:201002269860045232   整理番号:10A0251223

多重壁カーボンナノチューブによる水性Zn[II]およびCd[II]の収着 酸素含有官能基およびグラフェン炭素の相対的役割

Sorption of Aqueous Zn[II] and Cd[II] by Multiwall Carbon Nanotubes: The Relative Roles of Oxygen-Containing Functional Groups and Graphenic Carbon
著者 (6件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 967-981  発行年: 2010年01月19日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
多重壁カーボンナノチューブ(MWCNT)の酸化性酸およびオキシダントへの暴露は,表面上へのヒドロキシル/カルボキシル/カルボニル基のような酸素含有官能基をもたらす。そこでMWCNTの酸化処理による表面上の酸素濃度の変化を調べ,水溶液中でのMWCNT表面への亜鉛イオンおよびカドミウムイオンの収着への影響を研究した。MWCNTとしては過マンガン酸カリウム,硫酸-硝酸混合溶液,および濃度の異なる硝酸で酸化処理したO-MWCNTと,未処理のMWCNTを用いた。また天然炭および活性炭を比較として用いた。数mMレベルの硝酸亜鉛および硝酸カドミウムを含む水溶液にこれらの炭素類を分散させ,水溶液中の金属イオンの原子吸光分光法による測定値から収着量を調べた。これらは,表面酸素が水溶液からのZn[II]およびCd[II]の収着を高めた。全ての炭素類においてZn[II] はCd[II]よりも強く収着したが,表面酸化はCd[II]収着に対して,より効果を示した。亜鉛イオンの,種々の表面酸化レベルと官能基分布を持つMWCNTへの収着実験からは,特異な表面サイトの寄与が明らかになった。亜鉛イオンの収着等温線は,二サイトLangmuir吸着モデルにフィットすることが分かった。カルボキシルサイトは,亜鉛イオンの収着に対して未酸化グラフェン炭素よりも20倍強力であることを示した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
無機化合物一般及び元素  ,  原子・分子のクラスタ  ,  固-液界面 

前のページに戻る