抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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特別養護老人ホームが実施している災害防止対策の状況を紹介した。この特別養護老人ホームは静岡市にあり,鉄筋コンクリート造4階建て,総延べ床面積2,425m
2で,2階から4階に76名の高齢者が入居している。デイサービス用として別棟に鉄骨造3階建てが設置されている。同老人ホームでは地域に根付いた防災訓練として,毎月防災訓練を実施し,毎年10月には夜間防災訓練(今年で24回)を実施している。毎月の防災訓練では地域の男性には支援隊に,女性には救援隊として協力してもらっている。夜間訓練では2週間前及び1週間前から打合せにより準備し,当日は追手町消防署から消防自動車の出動を得て大規模な訓練を実施している。訓練終了後には訓練の結果を反省して改善につなげている。また,これからの課題として,地震・火災・水害のみではなく,新型インフルエンザ,食中毒,ノロウイルスなどにも対応する必要があり,対応マニュアルの作成に臨んでいる。