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J-GLOBAL ID：201002269962919172   整理番号：10A0635812

幹細胞におけるストレス線維分極化の最適なマトリックス剛性

Optimal matrix rigidity for stress-fibre polarization in stem cells

著者 (6件)： ZEMEL A. (Hebrew Univ.-Hadassah Medical Center, Jerusalem, ISR) ,  REHFELDT F. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA) ,  REHFELDT F. (Georg-August-Univ., Goettingen, DEU) ,  BROWN A.E.X. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA) ,  DISCHER D.E. (Univ. Pennsylvania, Pennsylvania, USA) ,  SAFRAN S.A. (Weizmann Inst. Sci., Rehovot, ISR)
資料名： Nature Physics  (Nature Physics)
巻： 6  号： 6  ページ： 468-473  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： W2060A  ISSN： 1745-2473  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 増殖,分化とアポトーシスのような細胞過程の調節は,細胞の機構と幾何学及びそれらの環境により調節を受ける。今回,理論的モデルと実験を示し,幹細胞内ストレス線維の配列化はマトリックス剛性の単調ではない機能であることを報告した。周囲マトリックスに活性な弾性封入体として細胞を処置し,細胞に産生した弾性ストレスに反応してアクトミオシンを分極化させた。本理論は,マトリックス剛性を持つ細胞能の単調な増大と細胞長軸に平行なストレス線維の配列化を予測した。この配列の非等方性は,マトリックス剛性に単調ではない依存を示し,幹細胞におけるストレス線維の導入分布を定量化することにより,これを実験的に示した。細胞形状,周囲部の剛性と幹細胞ストレス線維の組織化の間には,一般的な機構的結合があることを示唆した。本知見は,組織弾性への幹細胞の分化感受性に物理的視点を提供し,より一般的にはアクトミオシン分極率に細胞型特異性パラメーターを導入すると結論した。

シソーラス用語： *幹細胞 ,  細胞構成体 ,  マトリックス【母体】 ,  剛性マトリックス ,  自己集合 ,  *アクトミオシン ,  細胞分化 ,  封入体 ,  ストレス ,  *細胞接着
準シソーラス用語： ストレス線維 ,  細胞形状 ,  理論的モデル

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  細胞生理一般  (EF02010S)

タイトルに関連する用語 (5件)： 幹細胞 ,  ストレス線維 ,  分極 ,  マトリックス ,  剛性