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J-GLOBAL ID:201002269969601780   整理番号:10A0725102

核ホルモン1α,25-ジヒドロキシビタミンD3によるヒトMYC遺伝子のダウンレギュレーションは,コレプレッサー及びヒストンデアセチラーゼの循環と関連する

The Down-regulation of the Human MYC Gene by the Nuclear Hormone 1α,25-dihydroxyvitamin D3 is Associated with Cycling of Corepressors and Histone Deacetylases
著者 (5件):
資料名:
巻: 400  号:ページ: 284-294  発行年: 2010年07月16日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MYCは体細胞の増殖及び拡大に共に必要なさまざまなプログラムの発現を調整する多面的転写因子である。核ホルモン1α,25-ジヒドロキシビタミンD3は,MYC発現をダウンレギュレートするが,正確なメカニズムは依然として明確でない。1α,25-ジヒドロキシビタミンD3は30-90分の周期性でMYC mRNAをダウンレギュレートすることを正常ヒト前立腺細胞RWPE-1において見い出した。MYC遺伝子の遺伝子座のin silicoスクリーニングにより,ビタミンD受容体(VDR)の6つの推定結合部位[ビタミンD応答要素(VDRE)]を同定した。これらのVDREの2つはVDR-レチノイドX受容体ヘテロ二量体に効率的にin vitro結合し,これらのゲノム領域はRWPE-1細胞のVDRと関連した。遺伝子特異的小阻害性RNAスプライシングにより,それのダウンレギュレーションに加えて基本的MYC mRNA発現は,交換因子TBL1X(トランスデューサβ様1,X結合),レチノイド及び甲状腺ホルモン受容体のコレプレッサーサイレンシングメディエータ及びヒストンデアセチラーゼ(HDAC)2,6及び11に依存することを示した。MYC遺伝子の遺伝子座のVDRE含有ゲノム領域とこれらの5蛋白質の結合のアッセイにより,特に進化的保存VDREに関するTBL1X,レチノイド及び甲状腺ホルモン受容体のサイレンシングメディエータ,HDAC6及びHDAC11の特徴的リガンド依存様式を示した。結論として,これらのデータから,VDRを介して2つのVDREに結合する動的構成蛋白質複合体は,MYC遺伝子の抑制を説明することを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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遺伝子発現  ,  細胞膜の受容体  ,  動物の生化学 
物質索引 (1件):
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