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J-GLOBAL ID:201002269969857571   整理番号:10A0904163

NiとAlを共ドープしたZnO膜の構造および物理特性に及ぼす真空磁気アニーリングの効果

Effect of vacuum magnetic annealing on the structural and physical properties of the Ni and Al co-doped ZnO films
著者 (3件):
資料名:
巻: 518  号: 23  ページ: 7174-7182  発行年: 2010年09月30日 
JST資料番号: B0899A  ISSN: 0040-6090  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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約300nm厚のZn0.87Al0.06Ni0.07O,Zn0.83Al0.06Ni0.11OおよびZn0.81Al0.04Ni0.15O膜をガラス基板上に300KでZnO:AlおよびNiターゲットを同時スパッタすることにより堆積した。膜は真空中673Kで2時間,膜面に沿って印加した4.8×104A/mの磁界のもとでアニールし,磁界無しで室温まで冷却した。膜は全てウルツ鉱型構造であり,基板に垂直な薄い柱状結晶粒から構成されていた。アニーリングはZn0.87Al0.06Ni0.07OおよびZn0.83Al0.06Ni0.11Oに対して膜成長方向における(002)配向成長を促進し,またZn0.81Al0.04Ni0.15O膜に対しては(100)配向成長を促進した。アニーリングは結晶粒径を僅かに増加させた。弱いNiの回折ピークが高Ni含有量のアニール膜で検出された。アニーリングは膜の室温強磁性を増大させた。磁化の温度依存性から,アニール膜ではCurie温度が400K以上になることが確認された。磁場印加下でアニールした膜は異方性磁気特性を示した。アニールしたZn0.87Al0.06Ni0.07O膜は最低の抵抗率(8.73×10-3Ωcm),最高の自由電子密度(1.73×1020cm-3)とHall移動度(4.16cm2V-1s-1)を有した。50Kから300Kまでの抵抗率の温度依存性から,キャリア輸送機構が低温領域ではMott可変領域ホッピングであり,高温域では熱励起バンド伝導であることが明らかになった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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酸化物薄膜  ,  磁区・磁化過程一般  ,  磁性材料 

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