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J-GLOBAL ID:201002270089375134   整理番号:10A0704179

メラミン及び関連するトリアジン副生成物のアンメリン,アンメリド及びシアヌール酸のミセル界面動電位クロマトグラフィによる定量

Determination of melamine and related triazine by-products ammeline, ammelide, and cyanuric acid by micellar electrokinetic chromatography
著者 (5件):
資料名:
巻: 673  号:ページ: 206-211  発行年: 2010年07月19日 
JST資料番号: A0394A  ISSN: 0003-2670  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,痕跡量のメラミン及びその関連副生成物(アンメリン,アンメリド及びシアヌル酸)を定量する目的で,ミセル界面動電位クロマトグラフ(MEKC)法の開発を行った。検出感度を向上させるため,2種類のオンライン試料濃縮法,即ち,電極極性反転スタッキングモード(REPSM)とカチオン選択注入(CSI)を用いた。REPSMに対しては60mMのSDSと10%(v/v)メタノールの組成のホウ酸-NaOH緩衝溶液(pH 10.35mM)をキャリア電解質として用い,試料は10mMのNaOH水溶液中で調製した。CSIにおいては,41mMのSDSを含むリン酸緩衝溶液(pH2,50mM)がキャリア電解質として用いられ,試料は10mMのNaOH水溶液とリン酸緩衝溶液(pH2.0,25mM)の体積比1:9の溶液で調製した。結果は,CSIによってのみ濃縮されるメラミンを除いて,REPSMは全分析物の信号を増強させることを示した。検出限界は,メラミンでは最善のCSI法によって1.7mgL-1から2.8μgL-1に低下し,その他3種類の分析物では最善のREPSM法により0.23~1.2mgL-1から2.4~5.0μgL-1に下がった。検査試料としてメラミン製の食器と穀粉を使用した結果,提案したMEKC法はメラミンによる汚染物質を成功裏に決定できることを示した。本研究は,メラミン製のプラスチックスは一度でも80°Cの酸性溶液(酢酸もしくはリン酸)に30分間曝されると,さらなる酸性溶液による処理をされなくてもメラミンが被検試料から連続的に溶出することを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  トリアジン 
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