抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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衛星測位では従来米国が運用するGPSが主に用いられてきたが,近年ロシアが運用するGLONASSの衛星配備が進み利用が拡大している。しかし,GPSとGLONASSではシステム間の仕様が異なり,高精度測位を行う場合,GLONASS併用時の測位性能を事前に把握する必要がある。本研究では,GPSとGLONASSを併用してRTK測位を実施し,測位可能範囲,初期化時間,測位精度の比較を行った。その結果,GLONASSを併用することで観測衛星数が増加し,測位可能範囲の向上と初期化時間の短縮が示された。また,測位精度はGPSのみの場合と比較し,GLONASS併用により系統誤差が含まれる可能性が考えられる。(著者抄録)