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J-GLOBAL ID：201002270181982268   整理番号：10A0367307

イオン液体中のナイロン6粒子の調製

Preparation of Nylon-6 Particles in Ionic Liquids

著者 (4件)： MINAMI Hideto (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  TARUTANI Yasunori (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  YOSHIDA Kazuhiro (Kobe Univ., Kobe, JPN) ,  OKUBO Masayoshi (Kobe Univ., Kobe, JPN)
資料名： Macromolecular Symposia  (Macromolecular Symposia)
巻： 288  ページ： 49-54  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0318C  ISSN： 1022-1360  CODEN： MSYMEC  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン液体の熱安定性を利用して,イオン液体中の高温でε-カプロラクタムの加水分解重合を検討した。イオン液体として,1-ブチル-3-メチルイミダドリウムテトラフルオロボラート([Bmim][BF₄])およびN,N-ジエチル-N-メチル-N-(2-メトキシエチル)アンモニウムビス(トリフルオロメタンスルホニル)アミド([DEME][TFSA])を用いた。加水分解重合によるε-カプロラクタムの開環重合を180~250°C/24~96hで触媒として微量の水やε-アミノ-n-カプロン酸を用いて行って,その転化率を重量法で,分子量を粘度法で測定した。その結果,最大の分子量は[Bmim][BF₄],180°C,48hの重合で得た。大きな分子量の得るには,イオン液体の選択と重合時間のような重合条件の選択が重要であることが分かった。

シソーラス用語： *イオン液体 ,  *ナイロン6 ,  *開環重合 ,  加水分解 ,  水 ,  転化率 ,  分子量 ,  粘度 ,  熱安定性 ,  微粒子 ,  ラクタム ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 粘度平均分子量 ,  固有粘度

分類 (1件)： 単独重合  (CG04020S)

物質索引 (4件)： ε-カプロラクタム ,  ε-アミノ-n-カプロン酸 ,  1-ブチル-3-メチルイミダゾリウム・テトラフルオロボラート ,  N,N-ジエチル-N-メチル-2-メトキシエタンアミニウム・ビス[(トリフルオロメチル)スルホニル]アミンアニオン

タイトルに関連する用語 (3件)： イオン液体 ,  ナイロン6 ,  調製