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J-GLOBAL ID：201002270388811870   整理番号：10A0522437

Pd-MgO/SiO₂触媒上でのCO₂メタン化の二作用機構: CO₂メタン化に対するMgOとPdの独立した役割

Bifunctional Mechanism of CO₂ Methanation on Pd-MgO/SiO₂ Catalyst: Independent Roles of MgO and Pd on CO₂ Methanation

著者 (3件)： KIM Hyun You (KAIST, Daejeon, KOR) ,  LEE Hyuck Mo (KAIST, Daejeon, KOR) ,  PARK Jung-Nam (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 15  ページ： 7128-7131  発行年： 2010年04月22日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pd-MgO/SiO₂触媒上でのCO₂のメタン化の機構を昇温脱離実験ならびに密度汎関数法(DFT)に基づく理論計算に基づいて調べた。DFT計算からMgOとPdナノ粒子はCO₂のメタン化反応に対して全く異なる役割をしていることが分かった。MgOはCO₂分子を結合し,その表面で炭酸マグネシウム化学種を生成し,そこに水素原子が供給されると炭酸マグネシウムが水素化され,メタンを発生することが分かった。一方,Pdナノ粒子はH₂分子を固定し,水素原子を発生する役割をしていることが分かった。CO₂の昇温脱離実験の結果は,MgOとPdの二作用的役割を支持した。

シソーラス用語： *メタン化 ,  *二酸化炭素 ,  担持触媒 ,  *ナノ粒子 ,  *酸化マグネシウム ,  二酸化炭素固定化 ,  密度汎関数法 ,  昇温脱離 ,  二元触媒 ,  *パラジウム
準シソーラス用語： *パラジウムナノ粒子 ,  二成分触媒

分類 (1件)： 不均一系触媒反応  (CB06100E)

タイトルに関連する用語 (8件)： Pd ,  MgO ,  SiO2 ,  触媒 ,  CO2 ,  メタン化 ,  作用機構 ,  役割