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J-GLOBAL ID：201002270442674213   整理番号：10A0278494

ジ(2-ピコリル)アニリノが付加したビピリジン配位子を含むイリジウム(III)錯体のZn²⁺カチオンによるルミネセンスの調節

Modulating the luminescence of an iridium(III) complex incorporating a di(2-picolyl)anilino-appended bipyridine ligand with Zn²⁺ cations

著者 (9件)： ARAYA Juan C. (Universidad de Santiago de Chile, Santiago de Chile, CHL) ,  GAJARDO Juana (Universidad de Santiago de Chile, Santiago de Chile, CHL) ,  MOYA Sergio A. (Universidad de Santiago de Chile, Santiago de Chile, CHL) ,  AGUIRRE Pedro (Universidad de Chile, Santiago de Chile, CHL) ,  TOUPET Loiec (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  WILLIAMS J.A.Gareth (Univ. Durham, Durham, GBR) ,  ESCADEILLAS Muriel (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  LE BOZEC Hubert (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA) ,  GUERCHAIS Veronique (Univ. Rennes 1, Rennes, FRA)
資料名： New Journal of Chemistry  (New Journal of Chemistry)
巻： 34  号： 1  ページ： 21-24  発行年： 2010年01月 
JST資料番号： H0785A  ISSN： 1144-0546  CODEN： NJCHE5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ジ(2-ピコリル)アニリノが付加したビピリジン配位子(L1)を含む新規のイリジウム錯体(1)を合成し,その光学特性について調べた。L1は二リン酸-ビピリジン誘導体とジ(2-ピコリル)アミノ基を持つベンズアルデヒドを用いたHorner-Wadsworth-Emmons縮合により高収率で得られた。錯体1はAgPF₆の存在下,塩化メチレン中でL1とIr二量体を反応させることにより合成した。Ni²⁺やZn²⁺,Cd²⁺と結合することにより1の光学特性は大幅に変化した。中でもZn²⁺を加えた場合,吸収及び発光が大幅にブルーシフトし,発光時間の短縮も観察された。

シソーラス用語： *イリジウム錯体 ,  *ルミネセンス ,  *窒素複素環化合物 ,  *亜鉛化合物 ,  *金属イオン ,  光学的性質 ,  カップリング反応 ,  青方偏移 ,  二量体 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  発光スペクトル
準シソーラス用語： Horner-Wadsworth-Emmons反応 ,  *ビピリジン類 ,  *亜鉛イオン

分類 (2件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  錯体のルミネセンス  (BM08095R)

物質索引 (1件)： 4,4′-ビス[2-[4-[ビス(2-ピリジニルメチル)アミノ]フェニル]エテニル]-2,2′-ビピリジン

タイトルに関連する用語 (7件)： ビピリジン ,  配位子 ,  イリジウム ,  錯体 ,  カチオン ,  ルミネセンス ,  調節