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J-GLOBAL ID：201002270463498725   整理番号：10A0291417

多応答性でコントロールされた薬剤送達の為のバイオ鉱化された多糖類アルギン酸塩膜

Biomineralized polysaccharide alginate membrane for multi-responsive controlled drug delivery

著者 (4件)： SHI Jun (School of Materials Sci. and Engineering, Zhengzhou Univ., Zhengzhou 450052, CHN) ,  LIU Xiaopei (School of Materials Sci. and Engineering, Zhengzhou Univ., Zhengzhou 450052, CHN) ,  SHANG Yujun (School of Materials Sci. and Engineering, Zhengzhou Univ., Zhengzhou 450052, CHN) ,  CAO Shaokui (School of Materials Sci. and Engineering, Zhengzhou Univ., Zhengzhou 450052, CHN)
資料名： Journal of Membrane Science  (Journal of Membrane Science)
巻： 352  号： 1-2  ページ： 262-270  発行年： 2010年04月15日 
JST資料番号： E0669A  ISSN： 0376-7388  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 多応答性の薬剤放出性状を持つバイオ鉱化された多糖類アルギン酸塩膜を一段法で調製した。膜中のバイオ鉱化された多糖類組成の生成が走査電子顕微鏡(SEM),エネルギー分散X線スペクトル(EDS)及びFourier変換赤外線スペクトル(FT-IR)を通して明確に特定された。更に,リン酸カルシウムで鉱化された成分が表面のみならず膜の断面にも発見された。インドメタシンをモデル薬剤として用いて薬剤送達挙動を調べ,開発した膜の放出プロフィルはpHー,熱的-及びイオン強度に応答性があることが分かった。バイオ鉱化された多糖類アルギン酸塩膜の薬剤放出は600分以内に約80%であったが,鉱化していないものは殆ど100%であった。これらの結果はバイオ鉱化された多糖類成分はカプセル化された薬剤の透過を防止し,薬剤放出を効果的に抑制出来ることを示す。得られた膜は持続的多応答性薬剤送達”スマート”多糖類材料として使用出来る。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *応答特性 ,  *ドラッグデリバリーシステム ,  *制御 ,  *無機化 ,  バイオテクノロジー ,  *アルギン酸 ,  *多糖類 ,  *膜 ,  薬物 ,  カプセル封じ ,  膜透過 ,  有機-無機ハイブリッド ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族カルボン酸 ,  芳香族塩素化合物 ,  カルボアミド ,  フェノールエーテル ,  芳香族縮合化合物 ,  酵素阻害剤
準シソーラス用語： カプセル化【物質】 ,  薬剤

分類 (2件)： 膜分離  (XD02120Z) ,  製剤一般  (GY02010Z)

物質索引 (1件)： インドメタシン

タイトルに関連する用語 (7件)： 応答性 ,  コントロール ,  薬剤 ,  送達 ,  鉱化 ,  多糖類 ,  アルギン酸塩