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J-GLOBAL ID：201002270505001303   整理番号：10A1078670

インド,Lucknowの市民における粒子状物質を介する重金属暴露を低減するためのフェイスマスクの利用

Face mask application as a tool to diminish the particulate matter mediated heavy metal exposure among citizens of Lucknow, India

著者 (7件)： SINGH M.p. ,  SINGH V.k. ,  PATEL D.k. ,  TANDON P.k. ,  GAUR J.s. ,  BEHARI Jai Raj ,  YADAV Sudesh
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 408  号： 23  ページ： 5723-5728  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 交通が関係する金属成分の多い微粒子は人体の呼吸器疾患に直接的に繋がる。インドにおいて増大する交通関連排出量に鑑み,本研究は,Lucknow市の2台の車の非職業運転手における重金属暴露とニトロセルロースフィルターを備えたフェイスマスク(FMs)の利用による健康への効果を,最大呼気流量(PEFR)を測定して推定するために行った。慎重に選んだ200名の志願者(無症候者154名,症候者46名)は30日間の運転時間中はFMsを着用するよう指示され,PEFR試験を各被験者に,最初,即ち0日目と調査期間の終わり,即ち30日目に行った。指示した調査期間の完了と共に,使用したFMsのフィルターを回収し,酸浸出させ,Fe・Mn, Cu・ Zn・ Pb・ Ni・ Cr・ Cdを分析した。無症候者と症候者の被験者集団を更に15-40才と41-68才の集団に分けた。Pb・Cu・Cdは症候者集団の若年集団(15-40才)で,Crは無症候者集団で著しく高かった。逆相関がPb(R=-0.39, p<0.001),Cd(R=-0.26, p<0.001),Fe(R=-0.37, p<0.001),Mn(R=-0.15, p<0.05)と,金属と肺機能の間に見られた。全被験者の30日後のPEFRは,被験者の年齢と症候に関係無く200試料において0日目よりもほぼ10%高かった。改善は,今回分析した以外の金属及び他の有機種にも当てはまる可能性がる。然しながら,結果はFMの着用が,公衆衛生の究極でなくとも即座の改善の役割を果たすが,更なる調査が必要なことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *粒状物汚染 ,  浮遊粒子状物質 ,  *重金属汚染 ,  曝露 ,  保護具 ,  *防塵マスク ,  道路交通 ,  インド
準シソーラス用語： 環境曝露

分類 (3件)： 安全管理  (KB06000D) ,  粒状物調査測定  (SB03060E) ,  重金属とその化合物一般  (SB05021R)

タイトルに関連する用語 (6件)： インド ,  市民 ,  粒子状物質 ,  重金属 ,  暴露 ,  フェイスマスク