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J-GLOBAL ID:201002270622946882   整理番号:10A0875813

Pax2は内耳における上皮形態形成と細胞運命を調和させる

Pax2 coordinates epithelial morphogenesis and cell fate in the inner ear
著者 (5件):
資料名:
巻: 345  号:ページ: 180-190  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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脊椎動物の眼,耳そして鼻の非常に重要な構成要素はプラコードと呼ばれる,偏球へと折り畳まれ複雑な形態形成を経る表面上皮の別々のパッチから発生する。細胞と組織の形態のこの変化がどのように細胞運命の獲得と調和させられるかについてはあまり知られていない。ここで我々は,これらの過程が発生中の耳において共通の転写機構により調節されるかどうかを探る。特定化後,内耳前駆体は伸長してプラコードを形成し,それは陥入して成体の耳の複雑な構造へと変容する。我々は転写因子Pax2が耳の運命とプラコードの形態形成の調和において鍵となる役割を担うが,各過程を独立して調節するようであることを示す。Pax2非存在下で,耳の前駆体は耳のマーカーの発現を失うだけでなく,頂端に局在するN-カドヘリンとN-CAMの喪失により伸長できない。N-カドヘリンまたはN-CAMの非存在下で,耳の細胞は頂端の細胞間接触とそれらの上皮形態を失う。Pax2の誤発現は両接着分子の異所的活性化につながる一方,耳である個性を付与するには十分ではない。これらの観察はPax2が細胞の個性とは独立に細胞形態を制御し,従ってそれらの過程のコーディネーターとして作用することを示唆する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生と分化  ,  聴覚 

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