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J-GLOBAL ID:201002270660561781   整理番号:10A0781187

ビリンヘッドピースヘリックス状サブドメインにおける推定ゲートキーパー相互作用の精密評価

A Critical Assessment of Putative Gatekeeper Interactions in the Villin Headpiece Helical Subdomain
著者 (3件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 274-285  発行年: 2010年08月13日 
JST資料番号: D0124B  ISSN: 0022-2836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ビリンヘッドピース(HP36)のヘリックス状サブドメインは協同的に折畳まれる最小自然発生蛋白質の一つである。小サイズ,急速な折畳み及び単純な3個のヘリックストポロジーにより蛋白質折畳みの計算的,理論的及び実験的研究のポピュラーなモデル系になった。Trp64及びPro62が関与する芳香族-プロリン相互作用はゲートキーパー残基として作用することによるサブドメイン折畳みの指定において重要な役割を果すことが示された。全長ヘッドピースに対応するナンバリングに注意が必要である。Pro62の変異により折畳まれない蛋白質が生じるが,これは折畳の特異性に重要な残基の相互作用又は変異が単にドメインを不安定化するかの2つの原因がある。前者では蛋白質は折畳まれないが,後者では折畳まれる分子の小画分は正しい構造をとる。野生型の適度な安定性は中程度の不安定化変異でも小折畳み状態群が生じるので,この相互作用の厳密な解析は阻害される。新しい野生型としてHP36の超安定変異体(DM HP36)を使用し,推定ゲートキーパー相互作用の役割を評価するように設計した変異体を特性化した。4種類の単一変異体DM Pro62Ala,DM Trp64Leu,DM Trp64Lys及びDM Trp64Alaと二重変異体DM Pro62AlaTrp64Leuを作成した。全変異体は安定性がDM HP36より低かったが,全て良く折畳まれていることがCD及び1HNMRで分った。全変異体の熱変性及び尿素誘導変性曲線はS字形を示した。Pro62とTrp64間の相互作用は弱いが好都合であることを二重変異体サイクル解析で示した。Pro62が関与する相互作用及びプロリン-芳香族相互作用はサブドメイン折畳の指定に不要であった。小型蛋白質の設計及び熱力学の関与について論じた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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