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J-GLOBAL ID:201002270707914041   整理番号:10A0054359

GPR30遺伝子多型性は乳癌患者の組織病理学的特徴とプロゲステロン受容体状態と関連がある

GPR30 gene polymorphisms are associated with progesterone receptor status and histopathological characteristics of breast cancer patients
著者 (6件):
資料名:
巻: 118  号: 1-2  ページ: 7-12  発行年: 2010年01月 
JST資料番号: C0595A  ISSN: 0960-0760  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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G蛋白質共役受容体GPR30はヒト乳癌細胞の本質的特徴に対してエストロゲン作用を仲介することが証明されている。従って,GPR30遺伝子の多型性は乳癌感受性または腫瘍特性に影響を与える可能性がある。本研究では,乳癌患者におけるGPR30一塩基多型(SNP)の対立遺伝子及び遺伝子型頻度の試験を行う最初の研究である。257名の散発性乳癌患者と247名の同年齢の対照者の全体を対立遺伝子特異的テトラプライマPCRを用いて三つのGPR30多型性の遺伝子型を特定した。SNP対立遺伝子,遺伝子型及びハプロタイプ頻度について,乳癌患者と対照群の比較では顕著な差異を示さなかった。対照的に,試験したGPR30 SNPは腫瘍サイズ,組織学的格付け,結節性状態及びプロゲステロン受容体(PR)状態と著しく相関した。SNP rs3808351のA対立遺伝子は大きいかまたはG3腫瘍を有する患者ではそれほど多くなかった。SNP rs11544331のT対立遺伝子は陽性結節状態を有する患者でそれほど多くなく生じ,両SNPは侵襲性乳癌実体について保護作用を発揮する可能性があることを示唆した。プロモーターSNP rs3808350の両同型GG遺伝子型とミスセンスSNP rs11544331のT対立遺伝子はPR陰性と逆相関し,PR陰性癌の発癌について保護作用を発揮する可能性があることを示唆した。要するに,本研究の結果は乳癌におけるGPR30の重要な役割を支持し,PR状態及び腫瘍増殖とGRP多型性の関連性の基礎となる分子機構に関する機能的研究を促進した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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分子遺伝学一般  ,  細胞膜の受容体  ,  腫ようの診断 

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