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J-GLOBAL ID:201002270757931613   整理番号:10A0214076

高次の多極磁場を組み入れた線形四重極による安定な島(island of stability)の質量分析

Mass Analysis with Islands of Stability with Linear Quadrupoles Incorporating Higher Order Multipole Fields
著者 (3件):
資料名:
巻: 21  号:ページ: 393-402  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0174A  ISSN: 1044-0305  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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安定な島の質量分析を3種類の線形四重極質量フィルタ,すなわち直径の等しい四重極4A及び等しくない四重極4Bの棒で作製した4%添加の六重極場,及び見かけ上はわずかに損傷した丸棒の一般的な四重極を用いて検討した。島は補助四重極励起の印加によって形成した。Mathieuパラメータがa<0の島を伴わない通常操作の六重極場の四重極による質量分析は低い分解能のみを示した。10倍以上の分解能の増加は安定な島の使用によって可能であった。四重極4Aを通常操作するa>0の場合には,通常の四重極と類似したピーク形状を850以上の高い分解能で取得できた。ピークは低い分解能で分裂した。四重極4Bは島を伴わずに操作した場合に2000までの分解能が可能であったが,低い質量尾部が存在し,ピークに構造が生成した。安定な島の質量分析では,四重極4A及び4Bはいずれも構造及び尾部を伴わないピークを示した。イオン透過は操作条件によって改善された。安定な島の質量分析は通常の丸棒四重極によって限界分解能が2500から4360に増大した。透過は2500の分解能において約2桁増大した。これらの結果は安定な島の利用がゆがんだ磁場の四重極による質量分析を改善し,将来には少なくとも低い機械的な許容範囲で作製した四重極の使用が可能なことを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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質量分析  ,  質量分析計 
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