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J-GLOBAL ID：201002270773689962   整理番号：10A0450400

石炭ガスの昇温脱離-化学及び炭素同位体組成

Temperature programmed desorption of coal gases - Chemical and carbon isotope composition

著者 (2件)： BUZEK Frantisek (Czech Geological Survey, Geologicka 6, 152 00 Prague 5, CZE) ,  LNENICKOVA Zdenka (Czech Geological Survey, Geologicka 6, 152 00 Prague 5, CZE)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 89  号： 7  ページ： 1514-1524  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アメリカ合衆国(ニューメキシコ,コロラド,ワイオミング)及びチェコ共和国(北部ボヘミア,上シレジア盆地)からのフレッシュ及び貯蔵石炭を,昇温脱離法によって調べた。脱離したガスを化学組成及び炭素同位体組成について分析した。室温から40°C/分の一定速度での加熱によって,2つの脱離相が観測された。50~80°Cの間で最大強度を有するCH₄とCO₂の低温脱離,及び150~210°Cの間におけるCO₂のみの高温脱離であった。(残留する)主要炭層ガスの脱離を,再吸着ガスの脱離と比較した。脱離ガスのδ¹³C値は,石炭脱ガス過程における同位体分画のため変化した。速度論的同位体効果を,同一鉱脈からのフレッシュ及び貯蔵石炭からのガス脱離との比較によって評価した。脱離過程における同位体富化の平均値は,CO₂及びCH₄に対しそれぞれ2%及び1.9%であった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *石炭ガス ,  *昇温脱離 ,  炭素同位体 ,  同位体存在比 ,  化学組成 ,  石炭 ,  二酸化炭素 ,  炭素13 ,  同位体効果 ,  アルカン
準シソーラス用語： 同位体組成

分類 (2件)： 石炭及びコークスの性質,組成,分析,試験  (YE04030T) ,  気体燃料の性質,組成,分析,試験  (YE02020U)

物質索引 (1件)： メタン

タイトルに関連する用語 (4件)： 石炭ガス ,  昇温脱離 ,  化学 ,  炭素同位体組成