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J-GLOBAL ID:201002270795418040   整理番号:10A0214039

合成天然ガス(SNG)の製造:エネルギー収支と総合効率に関する3木材ガス化システムの比較

The production of synthetic natural gas (SNG): A comparison of three wood gasification systems for energy balance and overall efficiency
著者 (3件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 302-311  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: W0467A  ISSN: 0961-9534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ガス化によるバイオマスからの合成天然ガス(Bio-SNG)製造とこのガスのアップグレーディングは,CO2排出を低減するためと減少する化石天然ガス資源を置換するための魅力的なオプションの1つである。バイオマスからのエネルギー生産は炭素中立である。Bio-SNG製造はCO2ネガティブになる可能性さえある,と言うのは最終アップグレーディング段階で,バイオマス炭素の一部は貯蔵可能なCO2として除去可能なためである。CO2削減に対するバイオマスの利用は,バイオマス需要を増加させ従ってバイオマス価格を増加させることが考えられる。その結果,いかなるバイオマス転換プロセスにおいても,高い総合効率が必要条件である。色々なバイオマスガス化技術がSNG製造に適している。本稿は,3つの異なるガス化技術と付随するガスクリーニング及びメタン化機器を用いて得られるBio-SNGプロセス効率の分析を含んだ。これ等の技術は;1)噴流,2)循環流動層,3)Allothermal或は間接ガス化,であった。本研究の目的は,バイオマスからSNGにいたる最大のプロセス効率を持つガス化経路の同定,総合効率における相違の定量化にあった。Aspen Plusをモデリングツールに用いた。熱と物質収支は文献と自分の経験からの実験データに基づいた。SNGにいたる最大効率はAllothermalガス化で得られた。LHV基準の純総合効率は,これは電力消費と前処理を含めたがバイオマス輸送を除外した,噴流で54%,CFBで58%,Allothermalガス化で67%であった。Allothermalガス化経由SNG経路の著しく高い効率から,ECNはAllothermalガス化の更なる開発を進めている。ECNは30kWth実験室規模ガス化器を建設・試験しガスクリーニング試験設備およびメタン化ユニットと接続し,現在Milenaと呼ぶ0.8MWthパイロットプラントを建設中であり,これは既存のパイロット規模ガスクリーニングに接続される計画である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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木材化学  ,  生物燃料及び廃棄物燃料  ,  ガス化,ガス化プラント 
タイトルに関連する用語 (5件):
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