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J-GLOBAL ID：201002270814981738   整理番号：10A0531236

内包X@C₆₀F,X@C₆₀F₂(X=N,H)および(H@C₆₀)₂の構造および安定性

Structure and Stability of Endohedral X@C₆₀F, X@C₆₀F₂ (X = N, H), and (H@C₆₀)₂

著者 (5件)： JIA Jianfeng (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN) ,  WU Hai-Shun (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN) ,  XU Xiao-Hong (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN) ,  ZHANG Xian-Ming (Shanxi Normal Univ., Linfen, CHN) ,  JIAO Haijun (Leibniz-Inst. fuer Katalyse e.V. an der Univ. Rostock, Rostock, DEU)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 114  号： 17  ページ： 7558-7562  発行年： 2010年05月06日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： B3LYP密度汎関数理論計算に基づき,モデルとしてN@C₆₀およびH@C₆₀を用いて,内部原子の結合状態および磁気特性を制御し,新しい分子機能性デバイスを開発するためのアイディアを提供できる,C₆₀内部でのカプセル化原子の挙動へどう影響を及ぼすのかを示した。N@C₆₀Fが三重項基底状態で1つの内部N-C結合を持つ異性体を好み,四重項基底状態でのケージ中心でN原子を持つ異性体が8.6kJ/molエネルギーが高いことがわかった。最も安定なダイマー((H@C₆₀)₂,10)構造は,一重項基底状態で2つの内部H-C結合および1つのケージ間C-C結合を好み,(C₅₉N)₂および(C₆₀)₂^2-の電子-リッチ構造と一致した。計算されたGibbs自由エネルギーから,10が650K未満で安定であり,650Kを超えるとモノマーへ解離することがわかった。

シソーラス用語： *密度汎関数法 ,  *窒素 ,  *包接化合物 ,  フッ素化 ,  *水素 ,  *分子構造 ,  *Gibbs自由エネルギー ,  安定性 ,  *二量化 ,  スピン密度 ,  異性体 ,  温度依存性 ,  *フラーレン
準シソーラス用語： *B3LYP

分類 (3件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  分子の電子構造  (BH05010Q)

タイトルに関連する用語 (2件)： 内包 ,  安定性