抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ボイラ,蒸気復水系および加湿系設備という,具体的空気調和装置を構成する装置での水処理および水管理について解説した。現在,空調設備に広く用いられているのは圧力0.5~2MPa程度の低圧ボイラが主流になっており,その水に起因する障害として,スケール障害,腐食障害,およびキャリオーバ障害があげられる。これら障害の具体的内容と要因について説明し,これら障害を防止し,安全かつ効率的に運転するための水処理方法と水質管理について具体的に紹介した。蒸気復水系および加湿系に関しても同様の解説を行ったが,特にボイラに関して,装置によるボイラ用水処理,pHおよび酸消費量の維持,軟水中に存在する微量の高度成分への対応,腐食防止といった側面から詳しく解説した。