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J-GLOBAL ID:201002270853776955   整理番号:10A1158520

オキシデーションディッチ型の曝気-無酸素活性汚泥システムにおける促進生物脱りんの証拠と長期的フィージビリティ

Evidence and Long-Term Feasibility of Enhanced Biological Phosphorus Removal in Oxidation-Ditch Type of Aerated-Anoxic Activated Sludge Systems
著者 (2件):
資料名:
巻: 136  号: 11  ページ: 1237-1247  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: D0422A  ISSN: 0733-9372  CODEN: JOEEDU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究は4箇所のオキシデーションディッチ(OD)実施設において促進生物脱りん(EBPR)の達成可能性を検討した。いずれのODもEBPR用には設計されていないが,4OD池の混合液(Mixed Liquor)は典型的なEBPR汚泥に特徴的な良好なリン放出・取込み比速度を示した。リン放出比速度は0.042~0.254mgP/mgVSS-d,リン取込み比速度は0.023~0.125mgP/mgVSS-dであった。1つの実施設で曝気パターンを変えてEBPRポテンシャルをさらに追求した。本施設の混合液は良好なリン放出・取込み挙動を示し,最終処理水の溶存リンは1.26mg/Lと低かった。この実施設におけるEBPRの長期的フィージビリティをベンチ規模のEBPRリアクタを運転して試験した。そこでは,Central Davis混合液や一般のOD型活性汚泥構成にみられる混合液環境を模擬するため,嫌気相を好気-嫌気相と取り替えた。ベンチ規模リアクタは嫌気環境がない状態で,一貫したEBPR活性を示し,400日以上85%以上のリン除去を維持した。混合液中に存在するかもしれないフロック内ミクロ嫌気/無酸素域は曝気-嫌気条件下でのEBPR効率に拍車をかけるようには見えなかった。Rhodocylus特異的フォワードプライマーRHC439を用いたクローニングとシーケンシング(配列解析)は,Rhodocyclaceae族に最も近く,Candidatus Accumulibacter phosphatisとは関連のない生物が多量に存在することを示した。RHC439プローブを用いた同時DAPI染色-FISH法はRHC439(即ち,Rhodocyclaceae科中の)で標的にされるポリりん酸蓄積細菌(PAOs)の関与を明確に実証した。RHC439を用いたミクロオートラジオグラフィー支援FISHはRhodocyclaceae科のPAOsの関与をさらに確認した。
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分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
下水,廃水の生物学的処理 

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