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J-GLOBAL ID:201002270874769053   整理番号:10A0165804

高層ビル街のロングストリートモデルにおける風状態と換気

Wind conditions and ventilation in high-rise long street models
著者 (4件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 1353-1365  発行年: 2010年06月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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高層ビル街というのは,風にとっての障害であり通り道であると考えられる。まず,通りの幅は一定(W=30mm),通りの高さ(H=2W,2.5W,3W,4W)と長さ(L=47.4W,79W,333W,667W)は変え,そこを風は水平に直進することを想定して作られたロングストリートモデルにより,実験的,数値的に風の状況と通風状態を調べた。流動率は,通りを貫通して入って来る風の方が,上方から同じエリアに入って来る風よりもやや大きい。流れの速度は,流れの一部が通りの上方へ逃げてしまうことから,通りを進むうちに衰える。風下近くに来ると,通りに入り込んで来る下向きの流れがあるため加速する。ロングストリート(L=47.4Wと79W)のエリアでは,高さが高い通りで風はより強くなり,風通りも高さが低めの通りより良くなる。ロングストリート(L=333Wと667W)のエリアでは,垂直方向の風がゼロで流れが一定の領域が存在し,風速も一定である。そうした領域では,空気の入れ替えという意味で,垂直方向に少しの流れがあるより,あちこちから来る空気が暴れまわることが重要となる。高さが高いほうの通りでは,風の流れが一定になるにはやや時間がかかる。また水平方向に平衡状態になると,流動率は高さが低いほうの通りより小さい。都市規模のロングストリートでは,空気が動き回って入れ替わる頻度は,空気の動きが少ない場合の5~10倍となりうる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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建築環境一般  ,  局地循環,気流 
タイトルに関連する用語 (3件):
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