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J-GLOBAL ID：201002270888109277   整理番号：10A0433799

リビング開環メタセシス重合(ROMP))による機能性末端基を含む重合体の正確な合成: ブロック/グラフト共重合体を合成するための能率的な道具

Precise synthesis of polymers containing functional end groups by living ring-opening metathesis polymerization (ROMP): Efficient tools for synthesis of block/graft copolymers

著者 (2件)： NOMURA Kotohiro (Graduate School of Materials Sci., Nara Inst. of Sci. and Technol. (NAIST), 8916-5 Takayama, Ikoma, Nara 630-0101, JPN) ,  ABDELLATIF Mohamed Mehawed (Graduate School of Materials Sci., Nara Inst. of Sci. and Technol. (NAIST), 8916-5 Takayama, Ikoma, Nara 630-0101, JPN)
資料名： Polymer  (Polymer)
巻： 51  号： 9  ページ： 1861-1881  発行年： 2010年04月20日 
JST資料番号： D0472B  ISSN： 0032-3861  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この論文では,モリブデン,ルテニウム錯体触媒を使ったリビング開環メタセシス重合(ROMP)で,機能性末端基を有する(共)重合体を正確に合成した最近の例を要約した。特に,この記事では遷移金属で触媒されたリビングROMP技術を採用して両親媒性ブロック/グラフト共重合体を合成した最近の例をレビューした。ブロックセグメント(親水性及び疎水性)の正確な制御,並びに重合体鎖末端への機能性の排他的導入を達成するモリブデンアルキリデン錯体(いわゆるSchrock型触媒)で開始されるリビングROMPのユニークな特徴により,「へのグラフト」または「からのグラフト」アプローチを採用することにより,主鎖にさまざまな変化をもたせたブロック共重合体並びに「可溶性」星形ポリマーの合成が可能になった。繰り返し開環メタセシス重合(ROMP)技術による「グラフチングスルー」アプローチ(マクロモノマの重合)により,両親媒性ブロックセグメントの正確なコントロールがなされた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *開環メタセシス重合 ,  *リビング重合 ,  *ブロック共重合体 ,  *グラフト共重合体 ,  重合触媒 ,  モリブデン錯体 ,  ルテニウム錯体 ,  カルベン錯体 ,  両親媒性高分子 ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリノルボルネン ,  原子移動ラジカル重合 ,  ブロック共重合 ,  グラフト共重合
準シソーラス用語： ATRP【重合】

分類 (1件)： 共重合  (CG04030D)

タイトルに関連する用語 (8件)： 開環メタセシス重合 ,  ROMP ,  機能性 ,  末端基 ,  重合体 ,  グラフト共重合体 ,  能率 ,  道具