文献
J-GLOBAL ID:201002271055562322   整理番号:10A1027098

エタノールおよび水の方解石{104}表面との相互作用

Interaction of Ethanol and Water with the {10<span style=text-decoration:overline>1</span>4} Surface of Calcite
著者 (5件):
資料名:
巻: 26  号: 18  ページ: 14520-14529  発行年: 2010年09月21日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
分子動力学シミュレーションを用いて,方解石{104}のエタノールおよび水との相互作用を研究した。方解石を100%エタノールに暴露するとき,水や空気に暴露したときと著しく異なった挙動を示した。エタノールへの暴露ではエタノール蒸発後もエタノール単分子層が残存し,水との相互作用を低下させ{1014}表面の成長および表面再結晶化を阻害した。エタノール分子は方解石表面のCa-OおよびO-H基の双方に相互作用することが示され,高秩序性を持つ安定な吸着層を形成することが分かった。一方水分子はこれら一方の基と相互作用するのみで,結合は弱く不安定な吸着層を形成した。また水はその分子間相互作用構造により,吸着層からの水分子の引抜きを起こした。これはエタノールと水の脱着自由エネルギー(23KJ/molおよび7.3KJ/mol)からも説明される。また更に,表面上に完全な水単分子層を形成している状態からエタノールを競争吸着させる場合も,エタノールが吸着層を支配した。これらの計算結果は,エタノールが{104}表面成長を低下させる原子間力顕微鏡による観察と良好に一致した。これらの分子論的解釈は,他の有機溶媒を用いる結晶生成の制御に対する能力への洞察をもたらすことを述べた。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
物理的手法を用いた吸着の研究 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る