抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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鍛造品の歩留向上のため,大同特殊鋼の熱間高速鍛造機(ホットフォーマー)及び冷間転造工法(CRF)の活用事例を紹介した。ホットフォーマーと鍛造された製品の自熱を活用して焼きならし,鍛造焼入れなどの設備と直結させることで,材料切断から熱処理工程まで一貫した工程を全自動化し省エネルギー化・加工コスト低減・リードタイム短縮を図った。また,特にベアリングレースのように外輪(親)と内輪(子)をセットで使用する製品の素材について,親子を一体鍛造成形した歩留向上例,並びにCRF工法(リング状の素材を成形ロールとマンドレル間でブランクの肉厚を薄くしながら拡径する工法)による,小さく鍛造して大きく延ばすことによる最終製品に近い形状(ニアネットシュイプ)での加工代の大幅削減と歩留向上例を示した。最近では球面製品に対応できる技術も開発した。