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J-GLOBAL ID:201002271094660692   整理番号:10A0508703

多変量クラスタ化及び解析でPichia pastoris流加培養による効率的で安定なブタインターフェロン-α生産

Effective and stable porcine interferon-α production by Pichia pastoris fed-batch cultivation with multi-variables clustering and analysis
著者 (9件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 473-483  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: E0175D  ISSN: 1615-7591  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ブタインターフェロン-α(pIFN-α)コード化遺伝子をプラスミドpPICZへ組み込み(pPICZ-αIFN),P.pastoris KM71株へ導入して構築した形質転換細胞KM71H株を用いてpIFN-αの組換蛋白質の大量生産を検討した。既報にて提示した人工神経回路網パターン認識モデルに基づいたグリセロール供給法を組換体KM71H株の高密度培養期へ適用した。誘導期の間,高くて安定な酸素取込速度(OUR)がpIFN-α生産効率と密接に関係していた。しかし,KM71H株の流加培養によるpIFN-α発現の最適メタノール制御レベルは誘導期にて約10g/lの範囲にあり,このときは必ずしも高くて安定なOURを伴わなかった。高くて安定なOUR環境(200-300mmol/l/h)でpIFN-α抗ウイルス活性は最高で,6.7×106IU/mlレベルに達し,この値が既報で示した振とうフラスコでのそれの約300倍高値で,同一バイオリアクタの低OURレベル(80-200mmol/l/h)でのそれの10-100倍高値であった。誘導期中の測定可能変数を全ての可能な無作為的組合せで2次元(2D)平面にプロットして良好なクラスタ化特性を有する変数を代謝機構分析及び最適制御戦略測定に対して選択した。結果として得た最適「正常/異常境界軌道」に基づいて簡単な失敗警報/検出システムを提案し,その有効性を1組の正常及び異常のデータセットの使用で証明した。培養期中の2D平面で比増殖及びグリセロール消費速度のクラスタ化は以下示した;即ち,増殖期中の不都合な細胞動的挙動がその後の誘導期のpIFN-α発現を低下し,不都合な生理的状態が比増殖及びグリセロール消費速度間のあらかじめ測定した「境界」とそれらのデータポイントとの比較により初期に警報を発することができると推定した。
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分類 (5件):
分類
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サイトカイン  ,  遺伝子発現  ,  微生物の生化学  ,  微生物代謝産物の生産  ,  ウイルスによる動物の伝染病 

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