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J-GLOBAL ID:201002271126248730   整理番号:10A1033908

多孔質Al2O3部材の緻密化モデルの研究

DENSIFICATION MODELING STUDIES ON POROUS Al2O3 COMPONENT
著者 (2件):
資料名:
巻: 49  号: 3-4  ページ: 167-173  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: C0695A  ISSN: 1068-1302  CODEN: PMMCEF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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多孔質材料の焼結は高い残留応力と密度の不均質をもたらし,材料強度を制限する。多孔質材料の焼結に関する研究は多くあるが,マクロ気孔とミクロ気孔が同時に存在する場合(マクロ多孔体)の焼結モデルは殆ど無い。本研究では著者の開発したマクロ多孔体の緻密化の構成式を多孔質Al2O3の緻密化に適用することが目的である。このモデルでは古典的な手法と異なり,大きなマクロ気孔の焼結ポテンシャルは小さなミクロ気孔のそれとは別に導入した。マクロ多孔体のモデルは大きなマクロ気孔がミクロ気孔のマトリックスで囲まれたものである。実際の多孔体の焼結では外部応力が無くても収縮するので,駆動力としての焼結ポテンシャルを導入した。平均粒子径3μmの商用純度のAl2O3に発泡剤としてのPMMAを添加し焼結させた。焼結温度は1550°Cとした。試料断面を熱腐食させ,結晶粒径と大きな気孔の体積割合を測定した。相対密度の焼結時間依存性は理論と実験とで良く一致した。大きな気孔と小さな気孔が共存する多孔質セラミックスの緻密化挙動の正確な予測には両方の気孔の寄与を別個に考察する必要のあることがモデル結果から示された。
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セラミック・陶磁器の製造 
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