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J-GLOBAL ID:201002271141050709   整理番号:10A0860639

熱力学データを用いたフタリル化セルロースバイオポリマーの有望なイオン交換能力の開発

Exploring the favorable ion-exchange ability of phthalylated cellulose biopolymer using thermodynamic data
著者 (4件):
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巻: 345  号: 13  ページ: 1914-1921  発行年: 2010年09月03日 
JST資料番号: B0929A  ISSN: 0008-6215  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フタリル化イオン交換バイオポリマーを,準無溶媒法により融解無水フタル酸にセルロースを添加して調製した。この手法を用いて,2.99±0.07mモルg-1のエステルおよびカルボキシル基を有する側鎖をポリマーに設置し,元素分析,固相炭素核磁気共鳴法(CP/MAS),赤外線分光分析,X線回折,および示差熱重量分析で特性化した。化学修飾多糖類は,バッチ法で示したように水溶液からカチオンに変換できた。そのデータは修飾Langmuir方程式に合致して二価のコバルトおよびニッケルカチオンそれぞれ,2.43±0.12および2.50±0.11mモルg-を得ることができた。また熱量滴定法から得られた正味温度効果も修正Langmuir方程式と合致し,相互作用のエンタルピーを計算すると,これらのカチオンそれぞれに対し2.11±0.28および2.50±0.31kJモル-の吸熱量となった。このイオン交換過程の自発性は負のGibbsエネルギーに明確なエントロピー値で反映した。固-液界面でのこの一連の熱力学的データにより,環境からのカチオン交換のために,固定バイオポリマに対して有望なイオン交換過程であることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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