抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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スリップは,路面温度,路面状況のみならず,車両形状,タイヤの摩滅具合,およびドライバーの特性等様々な要素によって生じる。本研究では,移動式気象観測システムを用いて,通常走行時のデータを取得し,車両が路面凍結を検知した状況と路面温度の関係を分析した。用いたデータは,秋田市内および秋田県鹿角市周辺の特定区間を数往復走行したものである。気象データと車両走行データを用いて,車両のスリップに影響を及ぼす気温と路面温度の関係について分析した。その結果,著者が提案してきたスリップ基準が有効であることを確認した。また,この基準をもとに高速道路での走行調査を行い,道路構造などからスリップが発生しやすい環境を明らかにできた。