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J-GLOBAL ID：201002271168049842   整理番号：10A0295864

有機クレイ/サーモトロピック液晶性ポリマーナノコンポジット III 完全に劈開した有機クレイがモルホロジー,熱的およびレオロジー的性質に及ぼす効果

Organoclay/Thermotropic Liquid Crystalline Polymer Nanocomposites. III. Effects of Fully Exfoliated Organoclay on Morphology, Thermal, and Rheological Properties

著者 (4件)： TANG Youhong (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  GAO Ping (Hong Kong Univ. Sci. and Technol., Hong Kong, CHN) ,  YE Lin (Univ. Sydney, New South Wales, AUS) ,  ZHAO Chengbi (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics  (Journal of Polymer Science. Part B. Polymer Physics)
巻： 48  号： 6  ページ： 712-720  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： C0346B  ISSN： 0887-6266  CODEN： JPLPAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 30%p-ヒドロキシ安息香酸,35%ヒドロキノン,35%セバシン酸の共重縮合で得たサーモトロピック液晶{TLCP}性コポリエステルをクロロホルムに溶解し,3wt%の有機ナノクレイ(径15~25nm)を添加,超音波分散させて完全に劈開させ,キャストフィルムを調製した。有機クレイとTLCPの相互作用はTLCPの液晶結晶化度やメソ相構造に影響しなかったが,系の熱安定性を高め,Tgを高温側に移動させた。機械的レオロジー的性質では擬固体挙動し,TLCPマトリクス中で劈開有機クレイがパーコレーション構造形成したためTLCPの剛性は増加した。定常剪断状態ではナノコンポジットはTLCPと同様な剪断粘度と法線応力差{N1}を示した。パーコレーション構造は剪断歪みを大にすると破壊され,劈開有機クレイは剪断方向に平行にならんで隣接TLCP分子の流れ方向への配向を助け,粘度の減少とN1勾配増加を示した。

シソーラス用語： *ポリエステル ,  *サーモトロピック液晶 ,  主鎖型高分子液晶 ,  劈開【結晶】 ,  熱特性 ,  パーコレーション ,  ネットワーク ,  配向 ,  分子構造 ,  FTIR分光法 ,  炭素13NMR ,  複素弾性率 ,  周波数依存性 ,  法線応力 ,  剪断速度 ,  多価フェノール ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸 ,  剪断歪
準シソーラス用語： *ナノコンポジット ,  レオロジー特性 ,  *有機粘土

分類 (4件)： ポリエステル,アルキド  (YH07070P) ,  充填剤,補強材  (YH05030J) ,  機械的性質  (YH02022L) ,  高分子溶液の物理的性質  (CG02013S)

物質索引 (3件)： 1,4-ヒドロキノン ,  p-ヒドロキシ安息香酸 ,  セバシン酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 有機クレイ ,  サーモトロピック液晶性ポリマー ,  ナノコンポジット ,  劈開 ,  モルホロジー ,  レオロジー ,  性質