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J-GLOBAL ID:201002271169841019   整理番号:10A0581807

二成分系における液体-蒸気界面の熱力学的性質

Thermodynamic properties of a liquid-vapor interface in a two-component system
著者 (4件):
資料名:
巻: 65  号: 14  ページ: 4105-4116  発行年: 2010年07月15日 
JST資料番号: B0254A  ISSN: 0009-2509  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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著者らは分子動力学を用いて,液体と蒸気の二成分混合物の間の界面層の熱力学的性質の完全なセットを報告した。混合物は同一の質量及び直径を持つ粒子より成り,長い範囲のLennard-Jonesスプラインポテンシャルによる相互作用を持つ。相互作用的なものについての次元単位でのポテンシャル深さは1(成分1について)及び0.8(成分2について)であった。表面過剰エントロピーは温度が増加した場合に減少した。そこで表面は負の過剰熱容量を持った。これは表面張力が臨界点においてゼロに減少し,(TC.I-T)2vに比例した。また表面エントロピーは与えられた温度の下で,成分2の過剰濃度に伴い減少した。より揮発性成分の蓄積の結果,表面はエネルギーの貯蔵能力が小さくなった。著者らは,化合物1の密度が低下を開始した場合に,より揮発性の成分2が界面範囲におけるその過剰濃度の最大を持つことを認めた。蒸気はSoave-Redlich-Kwongの状態方程式で表示され,液体活性係数は3添字つきのMargules方程式により表示された。観察した密度及び表面張力の変動は,臨界指数β=0.32及び2ν=1.26でそれぞれ精度良く適合した。混合物の臨界温度についての結果は,Kayの法則からかなりの偏差を持って二次多項式に適合できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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液-気界面 
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