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J-GLOBAL ID:201002271208292052   整理番号:10A0187978

多重音源からの後方散乱エコーを用いた超音波伝播経路に沿った減衰推定のためのアルゴリズム改善

Improved algorithm for estimation of attenuation along propagation path using backscattered echoes from multiple sources
著者 (1件):
資料名:
巻: 50  号: 4-5  ページ: 496-501  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0379B  ISSN: 0041-624X  CODEN: ULTRA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生体組織の関心領域における超音波伝播経路に沿った減衰を高精度で求めることにより,周波数依存性の減衰を厳密に補償することが可能となり,診断的超音波組織特性を大幅に改善できる可能性がある。これまでの研究報告にて,全減衰は多重音源からの後方散乱エコーを用いて得られることを示した。予備的シミュレーション結果では,テストケースにおける推定誤差が-0.3~+0.2dB/MHzであり,相関長や減衰増加とともにこの誤差も大きくなる傾向にあった。そこで本稿では,以前に開発したアルゴリズムの推定精度を改善して相関長や減衰への依存性を小さくすることを狙いとし,そのアルゴリズム導出過程を再検討して後方散乱パワースペクトル形状や媒質の散乱特性に関する前提条件を緩和した。その結果,得られた修正アルゴリズムは均一組織領域に照射した5音源に対するシミュレーション結果により,その正当性を検証した。この時の組織の微細構造は散乱体密度250/mm3で波数k,有効半径aeffとしてガウス空間相関関数exp(-0.827(kaeff)2)の散乱構造を持つものとした。また,組織の減衰は0.1~0.9dB/cm-MHzとした。このシミュレーション結果,修正アルゴリズムによる平均誤差は-0.04~+0.1dB/MHzであり,元のアルゴリズムに比して精度が3倍向上しアルゴリズム改善効果が確認できた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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臨床診断学 

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