抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
オースティンリード(AUSTIN REED)は,ロンドンにある英国王室御用達のアパレル老舗ブランドである。日本初となる1号店を横浜みなとみらいに出店し,2000年2月オープンさせた。本稿では,同店の照明設備の慨要を紹介する。今回の店舗は,オフィスビルlFに構える半路面店全体に店内の人の動きを感じ取れるオープンタイプのショップである。照明設備の設計にあたっては,空間演出,商品演出,対話演出,および売り場に応じた雰囲気づくりと存在感のある空間,照明印象の実現を心がけた。そして,ブランドイメージを高め,もてなしの空間を創造することを目指して,演色性の高いセラルクス70Wを中心とする,L-CUBEユニバーサルダウンライトを採用した。温白色の光で全体を温かく包み込む店内は白を基調とした透明感のあるシンプルな空間となっている。売場のレイアウトに合わせて器具,ランプは配光を的確に選定し,光にリズムを持たせ,主役となる商品に演出効果を持たせ,立体感のある照明環境を作り出した。セラルクス3500Kは,人肌の色との相性もよく,商品では特にニット系の素材との相性は抜群である。ブランドイメージを高める高品位な光でベース照度となる機能性と,商品への演出性と両立された,光空間の演出・あしらいが可能である。無駄のないシンプルな配灯計画により,省エネの観点からも大変有効である。