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J-GLOBAL ID:201002271291235227   整理番号:10A0531498

オリゴ糖をMALDI MS(マトリックス支援レーザ脱離イオン化質量分析)するためのマトリックス及び誘導体化試薬として作用する3-アミノキノリン

3-Aminoquinoline Acting as Matrix and Derivatizing Agent for MALDI MS Analysis of Oligosaccharides
著者 (6件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 3719-3726  発行年: 2010年05月01日 
JST資料番号: A0395A  ISSN: 0003-2700  CODEN: ANCHAM  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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オリゴ糖が用途の広い生物学的役割の点でその用途が広いことから,それらの分析に対する関心は高い。マトリックス支援レーザ脱離イオン化飛行時間型質量分析はオリゴ糖分析に広く用いられている方法である。非誘導体化オリゴ糖はそれらの低いイオン化効率のためその目的には適さないが,一般に,誘導体化作業は時間を要し,また試料損失を招く危険性がある。これに対して,本研究で用いたマトリックス 3-アミノキノリンによる誘導体化では精製が必要でなく,負イオンモードにおけるひとつの単一スポットから正モード及び負イオンモードで測定することができるSchiff塩基を得ることができ,負イオンモードではオリゴ糖1fmolから誘導体のアニオン付加物のスペクトルを得ることができた。さらに,正モード及び負イオンモードにおけるポストソース崩壊フラグメンテーションが増強され,オリゴ糖シーケンス,リンケージ及び分岐についての情報を得ることができた。ヒト母乳試料中のトリフルコシルラクト-N-ヘキサオース及びトリフルコシル-p-ラクト-N-ヘキサオースに適用し,それらを容易に識別することができた。反応条件を最適化することによって3-アミノキノリンを用いた中性オリゴ糖の再現性ある迅速な誘導体化を行うことができた。
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分類 (5件):
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少糖類  ,  質量分析  ,  分析化学一般  ,  窒素複素環化合物一般  ,  六員環を含むその他の炭素縮合二環化合物 
物質索引 (1件):
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