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J-GLOBAL ID:201002271395105309   整理番号:10A0166337

半整数四極核からの静的NMR粉末パターン獲得のための最適化された励起パルス

Optimized excitation pulses for the acquisition of static NMR powder patterns from half-integer quadrupolar nuclei
著者 (3件):
資料名:
巻: 203  号:ページ: 156-166  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: D0079D  ISSN: 1090-7807  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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半整数四極核からの静的NMR粉末パターン観測のため,様々な振幅と位相で調節された励起パルスを,シンプソン2.0で実行された最適制御ルーチンを使用することで作成した。このパルスは中心遷移の励振とサテライトからの分極移動による信号強調の両方が可能である。π/2選択パルスと比べて100%を超える増進が,スピン3/2 87Rb核の中心遷移において達成できた。これらのパルスは,RFパワーと送信機オフセットによる変化に比較的鈍感で,2周波数掃引(DFS)より均一な信号強調を実現でき,結果として正確なスペクトル波形をもたらす。また,著者らは未知の相互作用パラメータをもつ半整数四重極において,一般的に使用できる最適化された「較正なし」パルスの可能性について調べた。そのようなパルスはDFSスキームの実験最適化がとても難しいかもしれない低濃度や感度の低い核を研究する際に役立つことがわかった。著者らは,任意のスピン3/2系のために最適化されたパルスが,複数のサンプルでよく機能し,また,より小さい増進で,より大きいスピンの中心遷移を起こすことができることを示す。これらの最適化されたパルスが信号強調を実現するメカニズムは,非常に複雑であり,DFSとは異なり,主要な多重量子コヒーレンスの励起と操作と同じくらい,多様なサテライト遷移の非線形励振がかかわっている。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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NMR一般 

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