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J-GLOBAL ID:201002271486526358   整理番号:10A0789873

海馬におけるプロテアソームストレス後のPumaとHspの特異的発現はニューロンの脆弱性の鍵となる決定因子である

Differential expression patterns of Puma and Hsp70 following proteasomal stress in the hippocampus are key determinants of neuronal vulnerability
著者 (6件):
資料名:
巻: 114  号:ページ: 606-616  発行年: 2010年07月 
JST資料番号: B0504B  ISSN: 0022-3042  CODEN: JONRA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者等は,海馬ニューロンのストレスに対する脆弱性の機構を検索した。器官培養マウス海馬切片(OHSC)を特異的プロテアソーム阻害剤エポキソマイシン(EPM)又はボルテゾミブとインキュベートすると,CA1領域の錐体ニューロンが選択的に損傷された。この時,ポリユビキチン化蛋白質は海馬全領域で同等に増加していた。EPM処置OHSCを顕微解剖,定量的PCR及び免疫染色で検索すると,非脆弱性における細胞保護遺伝子の選択的活性化が見られ,CA1領域ではp53標的遺伝子の選択的活性化が見られた。アポトーシス促進p53標的遺伝子のp53でアップレギュレーションされたアポトーシス調節遺伝子(puma遺伝子)を遺伝子的に削除すると,プロテアソーム阻害後のCA1領域の細胞損傷が有意に低下した。更に,HSP70のインジュサー処理による細胞保護遺伝子の活性化はCA1領域のp53シグナル伝達を選択的に活性化し,CA1細胞をEPM誘導の細胞死から保護した。これらから著者等は,p53/puma遺伝子の対向的活性化並びにHSP70の活性化がプロテアソーム阻害に対するニューロンの選択的脆弱性を決定すると結論した。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
中枢神経系  ,  細胞生理一般  ,  生物学的機能 

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