抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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家電事業は,ユーザーに新しい生活スタイルを提案し,製品とともに夢を買っていただくものである。そのため,生活スタイル,価値観の変化などを敏感にとらえ,多様なニーズの中からその時代にあったものを選択し,多様な視点と独自の技術でニーズ実現の課題を解決するのが家電品開発である。これまでの家電製品は,生活を「もっと楽しく」,「もっと便利に」,「もっと快適に」したいというニーズと,社会や生活環境の変化に応えて進化してきた。しかし21世紀には,地球温暖化など多くの解決すべき環境問題が残されている。また,より豊かな生活を享受するために,家庭内の機器どうしが連携し,ユーザーの高度なニーズに対応する環境配慮型生活インフラの実現が期待されている。生活を豊かにしてきた家電品には,今後さらにCO
2排出を抑えるなどの新たな対応が求められている。機器単体の省電力化はもちろん,周囲の環境に応じて機器を最適にコントロールするような家全体の制御が必要となる。こうしたスマートハウス構想に対し,社会インフラ事業と連携させながら取り組んでいく。