抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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システム開発の上流工程においては,現場の課題を整理し,現状と将来像を見える化することで,課題解決への展望をステークホルダー全員で共感・合意することが求められる。日立グループは,2009年に「エクスペリエンス指向アプローチ」を発表して以降,広範な顧客と,多様なプロジェクトへの本格的な適用,試行,および適用可能性のディスカッションを実施してきた。その結果,体系化された手法・ノウハウが,システム開発のBA(ビジネスアナリシス)工程の生産性と品質の向上に寄与することが実証され,基本的な適用パターンを得ることもできた。また,個別プロジェクトへの適用だけではなく,各企業におけるBA工程の標準化に資する可能性も明らかとなってきた。日立グループは,これらの実績を踏まえ,手法・ノウハウの充実と,実プロジェクトへの適用推進を加速していく。(著者抄録)