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J-GLOBAL ID：201002271628625839   整理番号：10A0515428

剥離被覆の下に滞留した炭酸塩/重炭酸塩薄膜溶液層中のX70鋼の電気化学的分極挙動及びパイプラインSCCに対する効果

Electrochemical polarization behavior of X70 steel in thin carbonate/bicarbonate solution layers trapped under a disbonded coating and its implication on pipeline SCC

著者 (2件)： FU A.q. (Dep. of Mechanical & Manufacturing Engineering, Univ. of Calgary, Calgary, Alta., Canada T2N 1N4) ,  CHENG Y.f. (Dep. of Mechanical & Manufacturing Engineering, Univ. of Calgary, Calgary, Alta., Canada T2N 1N4)
資料名： Corrosion Science  (Corrosion Science)
巻： 52  号： 7  ページ： 2511-2518  発行年： 2010年07月 
JST資料番号： B0135B  ISSN： 0010-938X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 剥離被覆の下に滞留した炭酸塩/重炭酸塩薄膜溶液層中のX70パイプライン鋼に対してポテンショダイナミック分極測定を行った。パイプライン中の応力腐食割れの開始と成長に対する滞留溶液層の厚みと濃度,カソード保護(CP)電位と応力の影響を解明するために概念モデルを開発した。鋼の不動態は溶液厚みに依存していて不動態電流密度は溶液層が薄くなると共に減少することがわかった。溶液濃度の増加と共に鋼不動態における溶液層の厚みの役割は不明確になった。これは重炭酸塩と炭酸塩イオンの強い不動態化活性によるものあった。さらに溶液層厚の減少と共に孔食電位は負の方向に移動した。一方溶液濃度の増加と共に鋼の耐孔食特性は向上した。事前印加CPは鋼の水素発生の活性度を向上させるので鋼の不動態を劣化させた。さらに負荷応力は孔食電位を負の方向に移動させて不動態電位領域を減少させた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *パイプライン用鋼 ,  *被覆 ,  剥離 ,  *炭酸塩 ,  *炭酸水素塩 ,  水溶液 ,  電気化学的分極 ,  応力腐食割れ ,  不動態化 ,  膜厚 ,  腐食電位 ,  孔食
準シソーラス用語： APIX70 ,  重炭酸塩

分類 (1件)： 腐食  (WB03030B)

タイトルに関連する用語 (9件)： 滞留 ,  炭酸塩 ,  重炭酸塩 ,  薄膜 ,  溶液 ,  電気化学的分極 ,  挙動 ,  パイプライン ,  SCC