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J-GLOBAL ID：201002271666368742   整理番号：10A0876627

夜間貨物輸送業務の意図しない環境影響

Unintended environmental impacts of nighttime freight logistics activities

著者 (3件)： SATHAYE Nakul (Inst. of Transportation Studies, Univ. of California, 109 McLaughlin Hall, Berkeley, CA 94720-1720, USA) ,  HARLEY Robert (Inst. of Transportation Studies, Univ. of California, 109 McLaughlin Hall, Berkeley, CA 94720-1720, USA) ,  MADANAT Samer (Inst. of Transportation Studies, Univ. of California, 109 McLaughlin Hall, Berkeley, CA 94720-1720, USA)
資料名： Transportation Research. Part A. Policy and Practice  (Transportation Research. Part A. Policy and Practice)
巻： 44  号： 8  ページ： 642-659  発行年： 2010年10月 
JST資料番号： D0663B  ISSN： 0965-8564  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,ピーク時間帯の貨物自動車のトリップ削減が共通の施策となってきている。この目的のために,物資輸送業務を,夜間にシフトする施策が実行されている。このような施策の目的は,一般的に渋滞と環境影響を低減することにある。しかしながら,大気境界層は,一般的に,夜間は昼間よりも安定している。その結果,物資輸送業務を夜間にシフトすることは,多くの地域において,ディーゼル排気汚染の24時間平均を増加する可能性がある。本報は,カリフォルニア州の2都市に対し,日常的な物資輸送業務を一時的に再配置した後の,ディーゼル排気濃度と人間の吸入の推定を与える現実的なシナリオを提示する。日中の渋滞課金施策のように,7時から19時までを19時から7時にシフトし,またロスアンジェルスとロングビーチにおけるPierPASSプログラムに対応して,3時から18時までを18時から3時にシフトする,複数の再配置パターンについて推定を行った。これら2種類の再配置シナリオに対する結果は,24時間平均排気濃度は,カリフォルニア州のほとんどの箇所で増加することとなり,また日常の人間の吸入が悪化するか,よくても改善しない傾向にあることを示す。これらの結果は,気象の違いのために,海岸環境よりも内陸においてより悪化することが示された。新規の地理学的方法を用いて,交通渋滞の影響が検討され,それはピーク時間帯外の施策は,交通速度と気象に依存して,環境的に改善されるか悪化され得ることを提示する。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 市街地 ,  *貨物輸送 ,  大気拡散 ,  夜 ,  *大気境界層 ,  濃度 ,  自動車排出ガス
準シソーラス用語： 自動車排気ガス ,  二酸化炭素濃度

分類 (1件)： 道路輸送・サービス一般  (TB01010O)

タイトルに関連する用語 (5件)： 夜間 ,  貨物輸送 ,  業務 ,  意図 ,  環境影響